フィリピンのマニラにボランティアの歯科治療に行ってきました

東京赤羽ライオンズの50周年サブアクトとして、Yメディカルサプライ社 Project Outreach Phにご協力いただき歯科治療のボランティアを行いました。 

   
         
   
         
       
         

平成29年4月16日

場所 トンド マニラ

目的 スラムに住む子ども(7−14歳)を対象に歯科治療を行う

 

早朝 7時に現地近くのマクドナルドを集合場所に皆が集まり、現地に向かった。どのような人たちと行動を共にするかも、今一はっきりしないまま現地に到着。スラム街の小道を入ると道端で葬儀をしていて棺も痛いも安置している。その傍に家族と思しき方が悲しそうに座っていた。よその国の僕らが珍しそうな顔で見てしまったが、不謹慎と気づき申し訳ない気がした。その真向かい側に、入り口があり金網のドア、ドアを開ける係りの人が開けてくれた。中はバスケットコート カバードコートという名前だが、屋根があるという意味らしい。周りに家が近接しているので、洗濯物やら人の家の中まで見えている。決してきれいとは言えないところが、ミッション会場である。バランガイという組織がフィリピンにはあり、言って見れば町内会。しかし、小さな議会まであり議員は選挙で決まるという。そのバランガイの方々に協力していただき、場所、椅子とテーブル ゴミ処理 警備を担当してくれた。プロジェクト・アウトリーチというボランティア団体とコラボレーションで今回のミッションが行われる。我々赤羽ライオンズメンバー5人 ピーチの方15人ほど他5人くらいで総勢25から30人で行われた。歯科医師 私他6人 デンタルスタッフ看護婦など8人ほどである。子どもたちにプレゼント タオル、石鹸、歯ブラシ、歯磨き粉をセットにして渡す係 食事 スタッフ用の朝ごはん(昼ように子どもたちも含めて用意した。まず、あらかじめ告知してバランガイの方々に子供達を集めてもらい、受付で歯科スタッフと歯科医で選別。歯科治療に対する同意書など記入してもらう。除石 抜歯 保存治療。

消毒コーナーでは、洗剤でタンパクを落とし、薬液による消毒 すすぎ 乾燥するという手順を確認して決めた。 手袋マスク 材料の消耗品 などなど日本から持参した。現地で購入したものも多くある。準備もままならないうちから、一人目スタート。現地の歯科医師からレクチャーを受けながら、抜歯をすることになった。表面麻酔、浸潤麻酔 乳歯の抜歯体勢がきつく 腕も安定しないので、針が揺れてやりづらい。一人目を無事に終了。次の患者は抜歯を終わったのにもう一本治療したいという。現地の歯科医師が一人一本と説明し、納得してもらった。 再び先ほど抜歯した子が来て、本当は別の場所が痛いという。日本から持参した訪問で使用するエンジンに5倍速コントラをつけて除去用のバーでどれくらい削れるか確かめたかったこともあり、再び浸潤麻酔を行った。エナメル質が削れる。大きく開けて、手用器具でなんか象牙質をできる限り除去し、持参した充填材で充填終了。何人かこなし他ところで朝食。アシストしてもらっているライオンズの方々、ライト係 器具を渡す係 光を当ててくれるアシストなど息が合ってきた。

昼食の時間、なぜか無性に感動がこみ上げてきて泣きそうになった。昼食はジョリビーで昨晩予約しておいた、チキンとライス。緊張がほぐれ、楽しめた。

午後にかかり、最後の患者と言われ無事診療終了。 片付けにかかる、とりあえず日本から持参した道具を詰めていく。どうも苦戦している先生がいるらしい、変わってくれとオファーがあった。残痕状態の抜歯だが、浸潤麻酔が効いていない。追加したが閾値が下がっていて効かない。素早く抜く選択をしたが、遠心コンが抜けない。強引に抜いたら、根端病変親指大が付いてきた。大泣きされたが、とりあえず終了。最後に全員で写真撮影。ボランティアの方々から感謝の言葉が絶えなかった。スラム街に出ても、サンキュウの言葉をかけられびっくり、感動した。

 
   

平成29年4月17日

場所 ミッショナリー オブ チャリティー マニラ

目的 病気を持つ孤児(4−11歳)を対象に歯科治療を行う

 

この施設は、身寄りのない孤児で心身に病気を持つ子供達の施設である。多くの方々から寄付もあるが、大変そうなのが見て取れる。施設内を見学後、ミッション開始、昨日と違ってテントを張っての診療である。消毒コーナー 診療コーナーは3つ 昨日とほぼ同様の先生が駆けつけてくれた。「みんな歯が痛くて泣いてる」という。病気があるため簡単に麻酔もできないので口腔清掃 保存を中心に行った。昨日同様保存治療。手際よく行えたが、口を開いてくらない子供、治療ができない子も口の中を見ることができた。全身麻酔が必要。0歳から2歳くらいは他のボランティアがやったらしくスムーズに終了。 片付けも素早く終えることができた。終了ご記念撮影、来年はもっと多くの先生を連れてくると言われ、来年の約束をした。もっと、いろいろな診療のことを話したかったが、英語が堪能でないのと、疲労で頭が回転しなく残念であった。貧困層の方々の生命力、スラムの近くで大きなスーパーで買い物している普通の人々 この格差はなんだろう。 残ったハンバーガーをくれと金網から手を伸ばす大人 絶対的な貧困がここにある。貧困さゆえに、障害を持った子供を育てることができない親。親を知らずに、15歳くらいまで施設にいる子、ずっと車椅子で生活している子、どうにかできないのか、もどかしい。初めての、歯科のボランティアだったが、充実感とともに虚しさ、もっと根本的なことができないかと感じた。当然、歯の痛みも大変困っているので重要と思うが、教育の重要性を強く感じた。どのような支援ができるか大きな宿題となった。継続は力なり、今後も続けていこうと決心した。

 
         
 




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